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なぜアスパラ栽培なのか?

更新日:2023年10月12日

障がい者就労継続支援A型事業所というのは就労支援の中でも、

雇用契約を結び最低賃金を支払うことが特徴です。

自社の生産活動で得た収益を利用者の給料に反映させるために、

経費を抑え、売り上げを向上する必要です。

農産物を栽培する点において、アスパラガスは初期費用は

かかりますが、その後のランニングコストを抑えられるという

利点があり、高山で有名なトマトやほうれん草といった農産物

は毎年種や苗などその都度費用が発生します。


アスパラガスは一度定植をし栽培を始めると約10年~15年、

さらに20年近く同じカブで栽培できます。

農産物の中でも難しいとされているアスパラガスですが、

それゆえ他社との競争が少なく、販売しやすいことも利点です。


栽培方法も、収穫、草取り、芽かき等、機械はほぼ使用しません。

人力で行うため人手がある会社だからこその強みを生かせる

農産物だと考えています。

さらに、作業スピードはゆっくりでもいいので丁寧に行う作業と

仕上がりはそこそこでいいのでスピード重視の作業とあり、

障がい特性や性格等考慮し得意な作業ができることもアスパラガス

栽培ならではないかと思います。


農産物の中では比較的高級な部類に入るアスパラガスは収穫量及び

販売価格が上がれば利益率も高い農産物です。

期間も半年間、毎日収穫があり、出荷があり、と仕事量は多いです。

消費者の方もアスパラが大好きという方を多い印象です。


少しでも、美味しいアスパラを消費者の方々に届けられるように、

日々努力していきます。


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